"生きる希望"を持てる桑名市を目指して! 桑名市議会議員 伊藤研司  

 

実施日→2011年10月9日

長良川河口堰の開門調査に向けた愛知県のプロジェクトチーム(PT)の下部組織にあたる専門委員会の共同座長(小島敏郎氏・、今本平博健氏)のお二人が、しじみプロジェクト・桑名の調査に同行されました。

 

 

【今回の特徴】
ライン2(河口堰下流域)→河口堰建設に伴う浚渫工事及び建設工事が始まってからの調査:1994年12月18日の調査からは、全てヘドロ状態でしたが、数年まえからは、ヘドロ(泥・土状態)の中にも少量の“ヤマトしじみ”の生息が確認され始めていました。
 今回の調査では、ヘドロ状態ではなく、数キロの“ヤマトしじみ”とキレイな泥?が少々採取されました。

 

 余りの変化にビックリしましたので、再度、鋤簾(じょれん)での採取を行いました。
鋤簾にヘドロが入りすぎたため、ヘドロを抜く作業をおこなった後、船に上げ、“ヤマトしじみ”を取り出しました。
数キロの“ヤマトしじみ”が採取されました。
数キロもの“ヤマトしじみ”が採取された確かな理由については分かりませんが、台風12号や15号で流量が増え、ゲートの全開状態が続いた…?!と考えられます。

 ゲートが数日間全開されただけで、“ヤマトしじみ”の生息が改善されるなら、開門調査を行う必要性があると確信しました。

写真は、調査の様子

 

1(揖斐川、河口堰隣り)

普段、漁師が漁をしている地域。約1分間、鋤簾(じょれん)で漁を行い、船に上げた状態。

船に取り付けられている機具。

船に取り付けられている機具で、“ヤマトしじみ”だけ採取された状態。

2(長良川河口堰の下流域)

一回目の漁→キレイな状態で“ヤマトしじみ”が採取される。

二回目の漁→鋤簾の網の中に大量のヘドロが採取される。

ヘドロの中の“ヤマトしじみ”を取り出すために、機具で取り出す作業を行う。

ヘドロの中から取り出された“ヤマトしじみ”

長良川河口堰の上流:L—3の地点に向かう。

3(長良川河口堰の上流域)

鋤簾から採取された土を船に上げている様子。

船に上げられた土。

船に上げられた大量の土の中から取り出された2個の“マシジミ”

生息していたのは、“マシジミ”2個のみ。
   

 

※新聞に掲載されました。
10月10日 朝日新聞 詳細はこちら≫
  毎日新聞 詳細はこちら≫
10月13日 中日新聞 詳細はこちら≫

 

※河口堰調査の動画をご覧いただけます≫クリックしてください

 

 

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